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久斗山 -兵庫百名山 その5-

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兵庫百名山久斗山(カサハ山)にいってきました。
場所は兵庫県最北部、浜坂です(^^)b

※カサハ山とも呼ぶようです。

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なんていいますか・・・

まず登山口までの道中・・・とにかく緑が多かったですぼー


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そして、登山道に入っても・・・

とても物静かで、野生動物の鳴き声がチラホラと・・・シラー


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人によって感じ方は色々あるかと思います。
「緑がいっぱいでとても清々しい」とか・・・

でも、のぶりんさんは違いました。
道中は薄暗く・・・なんだか不気味でしたドクロ
薄気味悪かった泣

もちろん登山道・・・展望するような場所もなく、
唯一、開けた場所がこれでした。

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これまで、色々な山を登ってますが・・・
今回、初めて、誰ひとりと会うことはありませんでした354354

この理由が、後に分かるのですが・・・え゛!


ひたすら登り続けて、やっとのことで久斗山(カサハ山)山頂。

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これが山頂の風景です(><)


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正直、登山道は見どころも特になく、

山頂は展望もなく・・・なんだか残念な山でした。


なんで100名山はてなマークなんだろうはてなマーク・・・

そう思ってしまいましたガーン


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おそらく・・・もう来ないだろうな・・・怒




 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~





さてさて、この久斗山、実は裏話があります。

ここを、登った時、のぶりんさんがFBfacebookで呟いた記事があります。

それを、ご紹介します音譜
すでにご存じの方もいらっしゃいますけどね(^^;

※ご心配いただいた方々、ありがとうございます。
 ケガ等、まったくありません。
 筋肉痛のダメージがあるぐらいです。

何年か後には笑い話になると思うけど、
今は少し刺激が強いかもです (閲覧注意)



【FB抜粋】

ええっとですね (^^;
とりあえず今日のプチ遭難のこと。

○初めて恐さを感じた。
○結果として笑い話で良かった。
○ウルトラの体力の装備に感謝。   ですかね(^^;

少し長い話になります。
メッチャ長いからスルーしても良いですよ(^^;;

今日は兵庫県の最北端。浜坂にいきました。
浜坂には三名山と呼ばれる山がありまして、
そのうちのふたつにいこうと考えてました。
まず久斗山にいき、その後、観音山にいき、
山頂から 『余部鉄橋』 を撮ってやろうと思ったんです(≧∇≦)

皆さんが、どのようなイメージを持たれているか分かりませんが、
自分自身は、初めての山にいく時は、かなりの下調べをします。
何故なら 『入山すること自体がリスク』 だと考えているからです。
なので、あらゆる方向から情報を集め、
今、考えられる 『リスク回避能力』 を装備した上でいきます。

簡単にトレイルっ言いがちですが、
本当は危険があるってことを認識しておくべきだと思ってます。

今回の一番の問題は 『熊』 でした。
浜坂辺りは目撃情報や襲われたとか、
また入山したハイカーのレポートを見ても、
やはり熊と遭遇したとかあります。
浜坂の広報(入手)にも熊について載ってました。

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そんな中、準備を整え、まずは久斗山にいきます。
正直、入山した時から、いつもと違う?雰囲気が変?と感じました。
まず登山道ですが、ほとんど誰もとおってないような…。
藪漕ぎと言いますか、道があっても幅は30~50cm?ぐらい。
笹が生い茂り、まさに熊の棲家って感じでした。
下が見えないことも多く更に急登。大変でした。

そして、登山道…あきらかに、鹿でもない猪でもない。
分かりました、熊の足跡(><)
それは自分が進んでいく道でした。
更に、熊の糞までも…(@@)
ぶっちゃけ、恐かったんで、熊鈴を鳴らし、ラジオも大音量。
人がいることを知らせながら進みました。

そんな中、山頂に着いたのですが、
なんか気味が悪かったんで、すぐに来た道を下山の判断。

下山の途中、何故か?分岐?が…。
登りは道なりのハズ?やった?と思ったけど分岐がありました。

実はこの分岐、間違った方にいってしまったんです。

異変を感じたのは2キロぐらい進んだ時でした。
その道は一応、下山道ではあったんですが、
登りの道よりも更に誰もとおっていないような感じで、
赤リボン(マーキング)もほとんどありませんでした。

もちろんこれも事前に情報は頭に入ってましたが・・・。
道幅もかなり狭く・・・いや道がないんです!
自分自身は滝だろうと岩だろうと、どんなとこでもいきますが、
完全に道はないように感じました。
実際は藪漕ぎであったんですけどね…。

道を戻ることも考えたけど、ロードの2キロは10分でしょうが、
この山なら1時間はみとかないといけません(><)

そんな時、現在地を見失なった時、現実、地面も見えなかったんです。

滑落しました。20~30m。
ヤバっ!? って思って戻ろうとすると、更に滑落!
追い討ちをかけるようにそこから3度目の滑落!

合計70~80mは落ちたと思います。

ルートに戻ろうにも、ほぼ崖でした。
道は間違えるわ、滑落するわ…。
この時、初めて 『遭難した』 と頭によぎりました (T_T)

でも、ここに来る前、かなりの調査をしてました。
そのことを思いだせ!色々な登山家の方が言われること。

『冷静になれ!』

ふと立ち止まると、あちこちからガサガサ、ゴソゴソ、鳴き声。
熊が近くにいるなと感じました(@@)

もう一度、『冷静になれ!』 と言い聞かせ。

水分はある。食糧もある。そしてなにより体力は十分ある。
滑落したとこを、ゆっくり登りました。

ルートに戻って、冷静に見渡すと、
わずかにハイカーの踏み跡がありました。
それを頼りながら下山。

下山ルートではありましたが、
ほとんど誰もとおらない道だったと思います。
道なき道でした。

下界に出ると浜坂ではなく、そこは隣の温泉町でした(>_<)

はい、走って浜坂までいきました。
本来なら、おかわりで観音山にいき余部鉄橋を撮る予定でしたが、
久斗山 (カサハ山とも言う) で、お腹いっぱいになったんで、
余部鉄橋は道の駅ならぬ空の駅から撮りました(^^;


久斗山 (カサハ山) は冷静に振り返っても急登で、
道も整備されてなかった?んでかなりキツかった。
おまけに迷子になったし。
でも、入山前の下調べと、
ウルトラを走れる体力のおかげで大事に至らず済んだと思います。

熊、猪、鹿などの獣の気配も十分に感じました。


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それとあらためて思うに、
知識なんて、自分自身が 『実践』 出来ないと意味がないと感じました。
良い勉強になりました。

しかし…久斗山。ふるさと100名山やけど…。そんな山やないな。
登山道、整備せな初心者は危なすぎるかと(><)


ということを何年か後に、お酒を飲みながら話すんでしょうね(笑)



 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


てな感じで、その時は、呟きました。
山遊びも命がけですね(笑)

ちょろっと聞いたんですが・・・
地元の方でも、あまり入らない山らしい?です。

のぶりんさんも、
100名山やなかったら、絶対にいくことはなかったでしょう(^^;

みなさんも、お気をつけて♪


当初のミッションはクリア出来んかったけど、
下から撮りました(^^;


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