なんていいますか・・・
まず登山口までの道中・・・とにかく緑が多かったです
そして、登山道に入っても・・・
とても物静かで、野生動物の鳴き声がチラホラと・・・
人によって感じ方は色々あるかと思います。
「緑がいっぱいでとても清々しい」とか・・・
でも、のぶりんさんは違いました。
道中は薄暗く・・・なんだか不気味でした![ドクロ]()

薄気味悪かった![泣]()

もちろん登山道・・・展望するような場所もなく、
唯一、開けた場所がこれでした。
これが山頂の風景です(><)
正直、登山道は見どころも特になく、
山頂は展望もなく・・・なんだか残念な山でした。
なんで100名山なんだろう
・・・
そう思ってしまいました
さてさて、この久斗山、実は裏話があります。
ここを、登った時、のぶりんさんがFB

それを、ご紹介します![音譜]()

すでにご存じの方もいらっしゃいますけどね(^^;
※ご心配いただいた方々、ありがとうございます。
ケガ等、まったくありません。
筋肉痛のダメージがあるぐらいです。
何年か後には笑い話になると思うけど、
今は少し刺激が強いかもです (閲覧注意)
【FB抜粋】
ええっとですね (^^;
とりあえず今日のプチ遭難のこと。
○初めて恐さを感じた。
○結果として笑い話で良かった。
○ウルトラの体力の装備に感謝。 ですかね(^^;
少し長い話になります。
メッチャ長いからスルーしても良いですよ(^^;;
今日は兵庫県の最北端。浜坂にいきました。
浜坂には三名山と呼ばれる山がありまして、
そのうちのふたつにいこうと考えてました。
まず久斗山にいき、その後、観音山にいき、
山頂から 『余部鉄橋』 を撮ってやろうと思ったんです(≧∇≦)
皆さんが、どのようなイメージを持たれているか分かりませんが、
自分自身は、初めての山にいく時は、かなりの下調べをします。
何故なら 『入山すること自体がリスク』 だと考えているからです。
なので、あらゆる方向から情報を集め、
今、考えられる 『リスク回避能力』 を装備した上でいきます。
簡単にトレイルっ言いがちですが、
本当は危険があるってことを認識しておくべきだと思ってます。
今回の一番の問題は 『熊』 でした。
浜坂辺りは目撃情報や襲われたとか、
また入山したハイカーのレポートを見ても、
やはり熊と遭遇したとかあります。
浜坂の広報(入手)にも熊について載ってました。
そんな中、準備を整え、まずは久斗山にいきます。
正直、入山した時から、いつもと違う?雰囲気が変?と感じました。
まず登山道ですが、ほとんど誰もとおってないような…。
藪漕ぎと言いますか、道があっても幅は30~50cm?ぐらい。
笹が生い茂り、まさに熊の棲家って感じでした。
下が見えないことも多く更に急登。大変でした。
そして、登山道…あきらかに、鹿でもない猪でもない。
分かりました、熊の足跡(><)
それは自分が進んでいく道でした。
更に、熊の糞までも…(@@)
ぶっちゃけ、恐かったんで、熊鈴を鳴らし、ラジオも大音量。
人がいることを知らせながら進みました。
そんな中、山頂に着いたのですが、
なんか気味が悪かったんで、すぐに来た道を下山の判断。
下山の途中、何故か?分岐?が…。
登りは道なりのハズ?やった?と思ったけど分岐がありました。
実はこの分岐、間違った方にいってしまったんです。
異変を感じたのは2キロぐらい進んだ時でした。
その道は一応、下山道ではあったんですが、
登りの道よりも更に誰もとおっていないような感じで、
赤リボン(マーキング)もほとんどありませんでした。
もちろんこれも事前に情報は頭に入ってましたが・・・。
道幅もかなり狭く・・・いや道がないんです!
自分自身は滝だろうと岩だろうと、どんなとこでもいきますが、
完全に道はないように感じました。
実際は藪漕ぎであったんですけどね…。
道を戻ることも考えたけど、ロードの2キロは10分でしょうが、
この山なら1時間はみとかないといけません(><)
そんな時、現在地を見失なった時、現実、地面も見えなかったんです。
滑落しました。20~30m。
ヤバっ!? って思って戻ろうとすると、更に滑落!
追い討ちをかけるようにそこから3度目の滑落!
合計70~80mは落ちたと思います。
ルートに戻ろうにも、ほぼ崖でした。
道は間違えるわ、滑落するわ…。
この時、初めて 『遭難した』 と頭によぎりました (T_T)
でも、ここに来る前、かなりの調査をしてました。
そのことを思いだせ!色々な登山家の方が言われること。
『冷静になれ!』
ふと立ち止まると、あちこちからガサガサ、ゴソゴソ、鳴き声。
熊が近くにいるなと感じました(@@)
もう一度、『冷静になれ!』 と言い聞かせ。
水分はある。食糧もある。そしてなにより体力は十分ある。
滑落したとこを、ゆっくり登りました。
ルートに戻って、冷静に見渡すと、
わずかにハイカーの踏み跡がありました。
それを頼りながら下山。
下山ルートではありましたが、
ほとんど誰もとおらない道だったと思います。
道なき道でした。
下界に出ると浜坂ではなく、そこは隣の温泉町でした(>_<)
はい、走って浜坂までいきました。
本来なら、おかわりで観音山にいき余部鉄橋を撮る予定でしたが、
久斗山 (カサハ山とも言う) で、お腹いっぱいになったんで、
余部鉄橋は道の駅ならぬ空の駅から撮りました(^^;
久斗山 (カサハ山) は冷静に振り返っても急登で、
道も整備されてなかった?んでかなりキツかった。
おまけに迷子になったし。
でも、入山前の下調べと、
ウルトラを走れる体力のおかげで大事に至らず済んだと思います。
熊、猪、鹿などの獣の気配も十分に感じました。
それとあらためて思うに、
知識なんて、自分自身が 『実践』 出来ないと意味がないと感じました。
良い勉強になりました。
しかし…久斗山。ふるさと100名山やけど…。そんな山やないな。
登山道、整備せな初心者は危なすぎるかと(><)
ということを何年か後に、お酒を飲みながら話すんでしょうね(笑)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
てな感じで、その時は、呟きました。
山遊びも命がけですね(笑)
ちょろっと聞いたんですが・・・
地元の方でも、あまり入らない山らしい?です。
のぶりんさんも、
100名山やなかったら、絶対にいくことはなかったでしょう(^^;
みなさんも、お気をつけて♪
当初のミッションはクリア出来んかったけど、
下から撮りました(^^;